思春期だからこその悩み
中学生という多感な時期になると、家では元気にしているのに学校や外ではあまり話さないという性格になることもあります。このような生徒には、どのような学習塾が合っているのでしょうか。結論からいうと、そのような生徒だと大人数の学習塾では厳しいかもしれません。授業をただ聞いているだけになってしまう可能性があるからです。中学生の学力は、頭を使って考える習慣があるかどうかが大きく関わってきます。頭を使って考える習慣とは、ただ授業を聞いているだけ、ただノートを写しているだけでは、身につけることができません。講師の話に耳を傾け、そこを出発点として考えていくことが大切だといえます。だからこそ自己アピールが苦手で引っ込み思案な生徒には、大人数の学習塾をおすすめできないのです。
柔軟にプラン変更ができるか
次は、どのような目的で学習塾に通うのかを明確にしましょう。高校受験に向けて総合的に学習したいのであれば、少人数制の塾でも十分ですが、学校の補習やピンポイントで苦手科目のみを学習したいのであれば、個別指導塾がおすすめです。つまり学習塾は生徒の性格や用途によって使い分けることが大切なのです。たとえば苦手な数学は個別指導、他の科目はクラス指導といったように、自身のニーズに合わせて受験勉強を進めている生徒もいます。また最初は個別指導で始め、成績が伸びてきたらクラス指導に移るという選択肢もあります。学習塾を選ぶ際は、このようなプラン変更がしやすいかどうかも、重要なポイントなのです。
個別指導という言葉は主に学校や塾といった場所で行われています。一斉授業と違い、3人までを基準として個々に指導するときに使われる言葉です。